Balancing バランス
農業と一口にいっても、多種多様
なにをつくるか?
どこでつくるか?
どうやってつくるか?
いつつくるか?
"第一次産業"であるだけに
すべて一から決めていかなくては
なりません
そう意味で農業は創作活動の一種
徳田の場合、家族が農家だったと
いっても、つづけていたのは、一部の稲作のみで畑作業は数十年前にすでにやめており、畑や田んぼは休耕畑、休耕田となっていました
"数十年つかわれていない土地"
徳田が生業としてきめた
"牛蒡種子"の土地も同様
はじまりは、開墾作業でした
〜つかわれてていなかった土地を一から作り直す〜
じつは、稲作一年目
うまく資金がまわせず、農薬や肥料を
充分にまくことができませんでした
"農薬を使えない年"
しかし、その年のお米は、収穫量も多く、
味も大変よく、徳田が全て手がけたお米は
口こみで広がりはじめました
同時に"農薬や化学肥料を使わない自然栽培"
の存在を知りました
農業の教科書には、農薬散布、肥料の必要性がとかれている、いわゆる慣行栽培です、
慣行栽培は、安定した作物の供給を
目的とし、大規模な農業といえます
"慣行栽培の目的は、日本産の作物を
供給すること"です
では、農薬や肥料をつかわずつくる自然栽培
は、その対局にあるのでしょうか?
"Balancing"バランス
わたしたちは、お米の経験から、野菜作りに関して農薬をできるだけ使わない農法で取り組むことにしました
わたしたちの目標は、いつも顔をあわせる
地元のみなさんに、皮も実もまるごと食べられる、おいしくて安心のお野菜をとどけること
慣行栽培と自然栽培や農薬不使用野菜は
農法は違えど、目的は変わりません
日本の低い自給率を考えたとき
慣行栽培がいい!自然栽培がいい!と
どちらがよくて、どちらが悪いとは
いいきれない
目的はなにか
手段はなにか
わたしたちは、慣行栽培と自然栽培の
バランスをとりながら
消費者に対面で直接お伝えしていきたい
と考えています
そして、環境や人、暮らしをよくする農業を
行い、できるだけ、農薬や化学肥料を
使わない栽培方法を実践していこう、と。
慣行栽培、自然栽培
どちらも日本をささえる第一次産業
農法だけではなく
種子作りに関しても同じで
昔から伝承されている在来種の種子を
つなぐ農業と、新しく開発された
種子を生産する農業
どちらも対局なのではなく
まじわる部分がある
生産者は、消費者に対し
自分のプライドや偏った知識ではなく
目的意識をもち、バランスをとりながら
選択した結果を提供していく
わたしたちも、やじろべえのように
右と左へ風にゆられながらも
目的を見失うことなく
進みたいと思います^ - ^
0コメント