performance 技

時を戻して 春

徳田の家の横には、古く牛舎として
使われていた小屋があり
春ふと思い立ち、小屋の整理をはじめました

小屋の一階には、たくさんのモノが
つみかさねられておりました

とても綺麗だとはいえない状況でしたが
二階に上がると
そこは"時が止まったような空間"が
ひろがっていました
時をとめたようなモノたち
を前に、胸の奥が熱くなります


隣の部屋には、以前、人が宿泊していた
という部屋もありました

"昭和の日本"

懐かしく 古いものたち

でも

新しくて 斬新なものたち

じっとしていられず

床をはき、整理をはじめました
 
タンスを動かし、窓をあけ、床をはくと
ホコリで呼吸ができないほど、、、

春に片付けをはじめ翌年の春まで
納得がいくまでに、長い時間と根気が必要でした

掃いても掃いても片付けは
終わらず、、、

リノベーションも考え、友人に
相談したり。

でも、その場所に手を加える、、、
ということに、踏み込めない気持ちも
ありました
"time flow'

物が語りかけてくるエネルギーに
突き動かされ
なにかを作りたいという想いが
重なっていく

目の前にあったのは、"時の重なり"
そのもの

それらが徳田慎太郎の祖父や祖母の生業
だったものだと聞いて
心に響いた理由がようやく理解できました

農の道具

そして、布、綿

裁縫が苦手な自分がうとましくなるほど
それらの道具は魅力的でした

"ときのながれ''をつみ、重ね
つなげる 

生業は、生きる技である


手に生業を。

復刻させよう

挑む時

time 

徳田慎太郎の祖母 徳田トキさんが
この世を他界された年

この小屋からはじまったストーリーを
結ぶ手仕事

2年かけ、ようやく形にできるように
なってきました

全ての人が平等に働き、技を生業とし
時間を重ね、結びあう

そんなものつくりに育てていきたい
という祈りをこめて

再生からはじまるてしごと

"とき for toki"をはじめます

どうぞ わたしたちの志を見守って
いただき、応援していただけますように、、


for toki  再生からはじまる手仕事ショップ

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